今回は怪作『乳親』です。なんてインパクトのあるタイトルなんでしょ。乳親という言葉は存在しまして、本来は女性が務めるものだと作中でも言及されています。いったいどこからこの言葉を引っ張ってきたのか、タイトル勝ちすぎるでしょ。 乳親【イラスト入り…
オメガバースという言葉が浸透するにつれ、妊娠出産ものという言葉が忘れ去られているような気がする。 やおい時代からある男の妊娠出産ものです。商業BLでは少ない印象です。 攻めが作った薬で受けが妊娠可能になる 受けが突然妊娠可能な体質になる 知って…
ゲームに夢中になると何もできなくなるので、欲望に従うとこうなります。ふゅーじょんぷろだくと以外のオメガバース、特に小説って全部追えてるのかな? 読書メーターにログインしたら知らない新刊で埋め尽くされて浦島太郎の気分です。そもそもオメガバース…
新年会という名の小中学校の同窓会を欠席してしまいました。みんなには会いたかったけど、猫が死んでしまったばかりなので、不意に泣いたり不安定だし、じっと猫との思い出に浸ってたかったわけです。 ところで、地元の同窓会に行くたびに、離婚率高いなと思…
ゲームを始めてしまうと止まらなくなります。前回に刀剣乱舞を開始しましたよ、という記事を書いてから読んだBLは片手にとどまる程度。ひたすらプレイしていました。 やめられないとまらない。現在の戦績はこんな感じ。218日でどうなのか、自分でもわかりま…
ここのところ、生活に大きな変化があり、精神的に疲れ果てていました。もう、心がバラバラっすよ、みたいな状態で、BLを求める感覚も動きませんでした。いろんな衝動でBLを求めるBL愛好家がいるでしょうが、私は自分の中に閉じ篭れる環境、静かな落ち着いた…
オメガバースの世界で、大人のおもちゃとしてのバイブは、きっとアルファを連想させる商品が多いんだろうなあ。入ったら抜けない、アルファらしい絶倫と太さなど、ザ・アルファみたいなの。オメガのフェロモンを完全再現したパフュームなども、いろいろ売ら…
黄金のつがい (ラルーナ文庫)作者: 雨宮四季,逆月酒乱出版社/メーカー: 三交社発売日: 2016/05/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見る この世界の人間は、三つの血筋(ブラッドタイプ)に分かれている――最下層の「孕む血筋(タイプ・コンセプション)」で…
BLのアラブとか、財閥系とか、中世ファンタジー、中華風ファンタジーなどなど、要らぬものがある。それは受けでも攻めでも妻帯してるのが要らんのです。そして、子供も要らぬ。個人の萌えではなく、萎えポイントです。『アラビアン・タブー (ジュネットコミ…
「海外発のオメガバースが日本でも受け入れられると思ってますか?」という趣旨のリプをTwitterで受け取って、BL界隈も内向きなのかな、と感じている昨今です。海外=アメリカなどの英語圏なんだと思いますが。ギリシャが入ってない!世界は広いぞ。BL好きの…
戦う男たちの絆と恋人同士の男の絆って、区別がつかないというか、男同士が至上ならこっち見るな、という話で盛り上がって前回の記事を書いていたら、区別をつけて書いているBL漫画があったなということで、取り上げてみました。おこってないならこっちむい…
作家論は勉強したことがなく、作品論しか手持ちのツールがありません。それはちょっと置いておいて、『宿敵ーライバルー』を読みながら、そうそう、こういう段階で萌えるんだよ、と膝を打って納得した作品。宿敵―ライバル― (ガッシュ文庫)作者: バーバラ片桐…
「進化するBL文化 腐女子のモヤモヤが、「偏見」取り去るヒントに」http://withnews.jp/article/f0160504001qq000000000000000G00110101qq000013368A読んでみて、女のBL好きがゲイとBLを消費する行為に対する問いかけは、BLが存在する限り、何度でも繰り返さ…
私はギリシャ音楽が好きだ。なので、日本で入手できないCDは、ギリシャのショップで通販するしかない。とても大変だ。では、海外のBL好きは、どうやってBLを楽しんでいるんだろう? どうやって、購入しているのだろう?有名どころのフランスやドイツ、アメリ…
2013年デビューの鴇六連さん。骨太なファンタジーを書かれます。ザ・大人のための残酷童話。今作で3作目になりますが、この本からでも読めるそうです。人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~ (角川ルビー文庫)作者: 鴇六連,沖麻実也出版社/メーカー: KADOKAWA/角…