BL思考の種

BLlogiaの管理人がだらだら書くBL小説やBL漫画のレビュー

BL小説

オメガバースはSFかファンタジーか?4 『蜜惑オメガは恋を知らない』ナツ之えだまめ

ゲームに夢中になると何もできなくなるので、欲望に従うとこうなります。ふゅーじょんぷろだくと以外のオメガバース、特に小説って全部追えてるのかな? 読書メーターにログインしたら知らない新刊で埋め尽くされて浦島太郎の気分です。そもそもオメガバース…

『スリーピング・クール・ビューティ』鳥谷しず 明るい母子家庭

新年会という名の小中学校の同窓会を欠席してしまいました。みんなには会いたかったけど、猫が死んでしまったばかりなので、不意に泣いたり不安定だし、じっと猫との思い出に浸ってたかったわけです。 ところで、地元の同窓会に行くたびに、離婚率高いなと思…

オメガバースはSFかファンタジーか?2『黄金のつがい (ラルーナ文庫)』雨宮四季ネタバレレビュー

黄金のつがい (ラルーナ文庫)作者: 雨宮四季,逆月酒乱出版社/メーカー: 三交社発売日: 2016/05/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見る この世界の人間は、三つの血筋(ブラッドタイプ)に分かれている――最下層の「孕む血筋(タイプ・コンセプション)」で…

BLだけど妻帯しています。『アラビアン・タブー (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)』乙里玲太朗 『愛を棄てた金糸雀 (幻冬舎ルチル文庫)』犬飼のの 『ED王子、はじめての。 (G-Lish comics)』三雲譲 ネタバレレビュー

BLのアラブとか、財閥系とか、中世ファンタジー、中華風ファンタジーなどなど、要らぬものがある。それは受けでも攻めでも妻帯してるのが要らんのです。そして、子供も要らぬ。個人の萌えではなく、萎えポイントです。『アラビアン・タブー (ジュネットコミ…

オメガバースはSFかファンタジーか?1『つがいの掟 ~オメガバース~』佐倉井シオ『兎は月を望みて孕む』雛宮さゆらネタバレレビュー

「海外発のオメガバースが日本でも受け入れられると思ってますか?」という趣旨のリプをTwitterで受け取って、BL界隈も内向きなのかな、と感じている昨今です。海外=アメリカなどの英語圏なんだと思いますが。ギリシャが入ってない!世界は広いぞ。BL好きの…

『宿敵ーライバルー』なぜ男同士に萌えるのか

作家論は勉強したことがなく、作品論しか手持ちのツールがありません。それはちょっと置いておいて、『宿敵ーライバルー』を読みながら、そうそう、こういう段階で萌えるんだよ、と膝を打って納得した作品。宿敵―ライバル― (ガッシュ文庫)作者: バーバラ片桐…

人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~ 感想(ネタバレ含む)

2013年デビューの鴇六連さん。骨太なファンタジーを書かれます。ザ・大人のための残酷童話。今作で3作目になりますが、この本からでも読めるそうです。人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~ (角川ルビー文庫)作者: 鴇六連,沖麻実也出版社/メーカー: KADOKAWA/角…